乳がんをみつけた・病院へ行ったきっかけ


よく友達から聞かれるのは「どうして病院に行ったの?」。

私は乳がんを告知されるまで、一度も検診を受けたことがありませんでした。当時、仕事が多忙すぎて血尿が3日間止まらず、診察を受けた際に「乳がん、子宮がん検診を受けてますか? 40歳過ぎてますよ」。そのひと言がきっかけでした。

乳がんといえば「マンモグラフィー」、その程度の知識しかなかった私は「マンモってマンモス? ゾウさんの形でもしてるのかしら?」。そんなのんきなことを考えながら、病院へ。検診はお金が掛かるだろうと数万円持って行くと、5千円でおつりがきました。

順番を待っていると自己検診ポスターを見つけ、生まれて初めて自己検診をやってみました。すると右脇下に「しこり」のような感触…「でも、痛くないから大丈夫」と自分に言い聞かせ、いよいよマンモグラフィー室へ。ゾウさんではなく大きなレントゲンでしたが、「しこり」はポスターで見た本物でした。

(宮崎市・AKOバンダナショップ 藤野ア子)