ウィッグサロンWelina(ウェリナ)鹿児島


店長の園田順子さんは、乳がん経験者。

お店には医療用かつら、ウイッグを患者さんが
求めやすい価格で販売しています。個室対応。予約制。

ウィッグを扱うお仕事を始めたきっかけを教えてください。

店長:園田順子さん

店長:園田順子さん

私は2回、乳がんに罹患しており最初は1999年、左乳房全摘手術を受け抗がん剤とホルモン治療を受けました。当時、私が受けた治療では脱毛は免れましたが2009年、右乳房にも原発の乳がんが見つかり温存手術、抗がん剤、放射線治療のコースで全脱毛しました。

高額なウィッグが買えず、街のファッションウィッグ屋さんで安価な物を購入。でも私には長さが合わず、自分でカットしたガタガタのウィッグを帽子でごまかしながら使ってました。『ウィッグサロン』と名のつく所は、特定のメーカーさんの代理店で高級サロンだったり、そうでなければ安価な物しか置いていないカジュアルなお店。安い物からそこそこの物まで置いてあり、お客様が選択できるサロンって無かったのです。

そこで、ウィッグ購入は価格帯に幅があり選択できる事や、個室である事にこだわり、ウィッグのカットはもちろん、治療が終わって伸びてきた自毛のカットやカラー、パーマにも対応できる様に美容師が常駐している個室のヘアサロンの実現が叶いました。

がんになった患者さんの前向きな生き方