医療用ウィッグ創作美容室 kondow


ウィッグを扱うお仕事を始めたきっかけを教えてください

小野池 友美 さん

小野池 友美 さん

なぜ私がウィッグを扱うようになったのか・・
私の母が白血病でした。亡くなる3日前まで病名は知りませんでした・・

病名は知りませんが亡くなるまでの1年間毎日病院に行ってましたので抗がん剤治療で髪が抜けるのを側で見ていました。その時はなぜ抜けるのかさえ分からないまま、ただ見てました。美容師ですからウィッグを用意する事は簡単でした。3つ用意してましたが母がそれを被る事はなくずっとバンダナしてましたね、今、思い起こすと。

今のように医療用ウィッグがあることすらその時は知りませんでした。
ある時、知り合いにウィッグの勉強したら?っと言われ、それからスムーズに勉強が進んだので母の導きであると思っています。

この仕事に関わらせていただいてまだ数年ですが、何人もの患者さんと素敵な出逢いを沢山いただいてます。涙も沢山見ました。

でも、皆さん前を向いてしっかり歩いてます!
私の願いはただ一つ。外に出れるウィッグを創ること。決して引きこもりになることなく、安心して外出出来るようなウィッグを創りたいと思っています。

治療後ウィッグ外せる日まで、側で静かに見守りたいと願っています。

受付時間 9:00〜18:00
定休日 / 毎週月曜日・第3火曜日