NPO法人 日本ヘアエピテーゼ協会指定サロン HIROMIアトリエ


ウィッグを扱うお仕事を始めたきっかけを教えてください

吉成 ひろみ さん

吉成 ひろみ さん

私は20年以上美容師を続ける中で、ウィッグにとても興味を持つようになりました。

最初はファッションウィッグを取り扱っておりましたが、お客様の娘さんからウィッグ製作のご依頼を頂きました。彼女は乳がんの長い治療生活のため、家を出ることもできない体調でしたので、出張でご自宅まで作りに伺いました。脱毛されている頭にピッタリのサイズ調整をしたウィッグを被せて差し上げると、先程までとは別人の様に、とてもお元気に見えました。

「ウィッグはすごい!!」 強烈に心に刻まれました。その後NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会の再現美容師となり、本格的に医療用ウィッグを取り扱う様になりました。

大変な治療の生活の中で、ゆっくり気兼ね無く病気や治療のお話の出来る場所が必要と感じ、蒲田駅近くのマンションの個室でウィッグ製作やメンテナンスなど様々なお悩みにお応えするようになりました。週の半分は美容室で自毛デビューなどご自髪のご相談をお受けして、皆さんが普通の生活に戻れるまでサポートしております。