乳がん告知でなぜ?グレーな日々。


生まれて初めての乳がん検診で「しこり」があり、再検査。思ってもみなかった結果に「なぜ? 痛くないのに。もしかして、がん?」今まで無縁だった言葉が次々と頭に浮かんできました。再検査は針でしこりの細胞を取る「細胞診」です。とても痛い検査で、もう二度と受けたくないと思いました。結果が出るのは1カ月後。その間は今までと何ら変わらない生活でOK。

でもー、私の心は大きく変化していきました。洋服を買いに行き、いざレジに並んだ瞬間「もし、がんだったら、この服は必要ないかも」。結局買わずに店を出ました。美容室で買ったシャンプーも「もし、抗がん剤治療になったら髪の毛なくなるのかな?」。シャワーを浴びながら、買ったばかりのシャンプーを風呂場に投げつけワーワー泣きました。

まだ「がん」と決まったわけでもないのに、何をしていてもいいのに、楽しくない。友達と食事してもむなしい。病気でもない。元気でもない。どこにも属さない自分。(宮崎市・AKOバンダナショップ 藤野ア子)