自分と同じ乳がんの患者さんに励まされる・彼女のかっこいい生き方について


患者さんの日常のなにげない一言が、同じ患者である私の気持ちを前向きにしてくれることを初めて経験しました。

乳がん告知から7年がたち、すっかり日常の生活に戻った私は、以前のように仕事や家族のことでストレスがたまり生きている事への感謝の気持ちが薄れていたようです。

友人は、二年前に反対側の右胸にも乳がんが見つかり、薬が変わってから二年で20キロも太ってしまわれたそうですが、「太っておなかが苦しいけど、それでも元気に仕事できる事が嬉しい。」と言われていた言葉に私も勇気を貰い、また頑張ろう!と思いました。

私も、抗がん剤の治療後にホルモン療法が始まり、女性ホルモンの減少で、新陳代謝が低くなり太りやすい体質になりました。

おなか回りが特に太り、洋服も長時間、座っていても腰やお腹に負担のかからないゆったりした洋服を着るようにしました。20キロとまではいきませんが、やはり太るのはあまりいい気持ちではありませんよね。

そんな中、友人は2年間という短期間で20キロも太り、さぞかし大変だったろうと思いますが、それでも「元気で仕事できることが嬉しい。」と言っている彼女の姿をかっこいい生き方しているな!と感動しました。

また、今日から新たな気持ちで生きてまいります